家を流され、家族を流され・・・、船も流され、養殖や加工の設備も流され・・・、手元に残ったのは借金だけ・・・。
漁港も破壊されて使い物にならない漁港が数多くありました。写真の泊浜漁港でも岸壁の沈下が著しく、波に洗われて一面の苔となって滑って危なくて作業が危険な状況でしたが、かさ上げ工事がやっと終わりました。
もちろん、震災で被害を受けた方は漁業者だけではありません。勤め人や事業者、一般生活者などなど、被災地のすべての方、被災地以外でも影響を受けた方はたくさんいらっしゃることと思います。
震災直後とまもなくは、海も街も人間の生活も想像を絶する状況で、一方では、極限状況の中で人間の豹変などの愚か極まりない姿もつきつけられ、話を聞く私たちが愕然とうなだれて聞くしかない、すべてがそんな凄惨な風景だったようです。
それでも漁師さんたちは、ゼロスタ-トどころかまったくのマイナススタ-トですが、茫然としながらも、散りじりに流され埋もれた漁具を津波のヘドロの下から掘り起こすところから始め、最近では新造船の進水式に大漁旗が翻る風景を見かけるようになりました。しかし、各種の水産物の養殖も始まってはいますが、漁獲量は震災前に比べるとまだ少なく、復興までには何年もかかりそうです。是非、多くの方に収穫できた海産物を買って頂きたく、皆様にご購入いただいた代金が被災者の生活再建や新規の設備や加工に生かされ、一歩一歩復興が進むことになります。是非ともご協力賜わりたく、よろしくお願い申し上げます。
※当方で時々お世話になっている南三陸町の漁師さん金比羅丸をご紹介しますので、このホ-ムペ-ジの「メ-ルでのご連絡」ペ-ジよりご注文ください。または、次にアクセスしてください。
「南三陸町金毘羅丸」
ワカメは2-4月、ホタテは7-8月が旬です。2-4月でしたら生ワカメ生メカブをサ-ビスでお付けできます。
三陸特産肉厚外洋ワカメ、甘みたっぷり美味しい獲れたてホタテをたくさん食べましょう。
また、漁業の復興も必要ですが、被災者の皆さんの生活費や仕事の確保、住まいの確保など、まだ課題は山積しており、これらに対応する活動が必要です。
ご紹介しますので皆さんにもご協力いただきたく、宜しくお願い申し上げます。下記に入ってご検討ください。
「南三陸町クチバシカジカ工房」
2014/5/1
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応援しています。皆さんも参加しませんか?
視覚障害者と一緒に山歩きを楽しんでいる会
「六つ星山の会」 http://www.mutsuboshi.net/
障害者のヨット競技に取り組んでいる会
「NPO日本障害者セ-リング協会」 http://homepage2.nifty.com/charity-net/
難病の子供の夢を実現している会
「メイクアウィッシュオブジャパン」http://www.mawj.org/
視覚障害者も映画を楽しめる音声ガイド活動をしている会
「シネマ・アクセス・パートナーズ」http://www.npo-cap.jp/
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